ひすいこたろう著「あした死ぬかもよ?」
リベ大お勧め書籍の一冊
最初に出くわした言葉
「今日は、新しいあなたになるのにふさわしい日です。」
今日というのはまさに一番いいタイミングなんだな。行動を起こしたからこそ、言葉に出会い、次の行動につながるきっかけを得ている
『人生は、つねに「ここからスタート」です。』とは「反応しない練習」の草薙龍瞬さんの言葉、『今日が人生で一番若い日です』はリベ大の両学長の言葉
今日、今この時の大切さを伝える言葉によく出会う。よく出会うのは自分のアンテナがそこにチューンされているから
いろんな学びを得て、いいと思うものは行動を起こして自分でも試してみて、自分の現状を客観的に見て、人生まだまだこれから、捨てたもんじゃないと肯定できるようになって、でもやっぱりまだ答えが出ない問いかけにこの本の中で再び出会った
これまでの人生の中でも何度かぶつかったけど、はっきりと言葉で書き表せない答え。まだ人生の目的が明確になっていないということなんだろうな
あなたは、なにによって覚えられたいですか?
自分のお墓に言葉を刻むとしたらなんて入れる?
この本の中で語られている言葉は、どれも考え方はよくわかるし、肚落ちする。心に響くたくさんの言葉を感じながら、じゃぁ自分は、と考えた時に答えまでたどり着かない。人生の価値観マップにつながる問なのだが、いい言葉で表すことができない
まだまだ深く考えられていない、切羽詰まっていないということなのかもしれない。それはある意味ありがたい状況でもあるということなのだが、この矛盾するような思いが悩みだといえば、随分と贅沢な悩みだ
いつ死んでも後悔がないように、とはこれまでも心に留めて生きてきたが、ちゃんと実践できてきたかというといささか心もとない。今寿命が尽きるとしたら後悔がないかといわれれば、自分を思ってくれる人が残る中で最期の日を迎えるというのはやはり後悔につながるだろう
最期の迎え方から逆算して生き方を考えさせてくれる
こんな時代だからこそ見つめなおしてみるいい機会だ
そう今!
ひとこと
以前に『memento mori-死を想えー』という東北大学のオンライン講座を受講したことがある。こんな研究をされている人もいるんだと死を客観的な視点で体系的に考えた機会だった。本書の中でもメメント モリ「死を忘れるな」が紹介されている。死は古からの語られる答えのない想いだ