今日の銀行での一コマ
いつものように海外送金で銀行の窓口を訪れた
そんなに人が待っていたわけではないのだが、妙に待ち時間が長かった
順番がきていつも通り手続きを進めたのだが、途中で送金手数料について質問があった。「送金手数料の依頼人負担を一度やめてみませんか?」と。いつも依頼人負担で送金しているのだが、中間銀行次第で手数料がかからないケースがあるらしく、今回中間銀行の手数料を確認するために一度試してみませんか、ということだった。
頭の中で?が並んだ
・中間銀行次第って、中間銀行って決まってないの?
・なぜ手数料が分からないの?
・中間銀行に問い合わせればわかるんじゃないの?
一番手数料が安い方法を提案してくれればいいのに、と思いながら矢継ぎ早に質問をしていった。やはり少し長い時間待たされたことで心の中にイライラの感情があったらしい、少し強い口調になっていたかもしれない
話を聞いてみれば、中間銀行は送金するまでどこになるか分からないが、同じ手続きであれば銀行は変らないらしい。手数料を問い合わせてくれればいいのに、と思うのだが、宛先や金額で事細かに定められているらしく、とても全てを把握しておくことができないそうだ。それで先のように一度試してみませんかという案内に至ったというわけだ。今回試して中間銀行の手数料を確認し、いつもの依頼人負担額より高ければ元に戻し、安ければ今後も依頼人負担をやめて手続きをするという提案だ
これで納得できるかと言われると首を捻るしかないのだが、分からないことは仕方ないし、手数料の確認手段がそれしかないのなら試してみましょうということで手続きを進めることにした
送金処理を待っている間、自分のイライラの感情を意識することができて、冷静に今のコミュニケーションの取り方はよくなかったなぁと客観的に振り返っていた。こんなところで感情的になっても誰も幸せにならないので、ちゃんと感情を抑えなきゃイカンと。物事はポジティブに捉えないと、ということで、手続きが終わった時には手数料を安くできるかもしれない可能性を提案してくれたことに感謝して笑顔で応対を終えることができた
自分の感情を客観的に意識することができたのはいいことだ。そうすることで冷静に対処することができる。これも「反応しない練習」の実践だ
今日の小さな成長は、自分の感情を客観的に意識する機会を持てたこと
余談
それにしても、この情報化された時代にこんな手段を取らないと分からない情報があるなんて、銀行の業界では当たり前なのかな?
そんな事情が分かったのもまぁ話のネタとしてはいいのだが、お金の世界の国境ももう少しシンプルになってほしいものだ