高校生とメディアアーティストの対談動画を見ていて引っかかるものを感じた
漠然とした違和感だ。対談の元になった記事を確認したり、メディアアーティストのことを調べたりして、対談の内容についての理解は深まったのだが、違和感の正体は分からなかった。
しばらくして、その違和感の正体がメディアアーティストの高校生に対する話し方にあったことに気付いた
高校生に対して教えたり、諭したりという上からの視線ではなく、ひとりの個人として対等に議論を交わしていた
違和感を感じた理由は、自分の中に大人として学生に対する接し方のような見えない枠を作ってしまっていて、その枠の中からはみ出ていたからか、と思い至った
相手をリスペクトすることは自分のモットーとして心がけていることだが、普段は気付かない先入観をもってしまっているのかもしれないという危うさに気付かせてくれた
大切なのは「誰の」意見か、ということではなく、その中身だ
自分は大丈夫と侮ってはいけない。気をつけよう