🍖だより105日目
コスト削減、効率化は企業における宿命だ
効率化してコストを減らし、利益を上げる。企業では当たり前の営みで日々効率化に思いを致す
日常生活でもそれは同じで、効率的に行動しようとする気持ちが働いている
効率化はポジティブないいこととして捉えられているが、効率化するということは何かをしようとするときに手間を省き、自分が係わる時間を短くするということだ
自分がやらなければいけないことは早く終わらせたいと思うものだから、当たり前だが、効率化されることは全てにおいていいことだろうか?
例えば外で食事をするとき
料理を提供する側からみれば効率を上げて客の回転を速くして客の数を増やせれば利益に繋がるから一人当たりの時間を短くしたいと思うだろう。ポジティブな効率化の発想だ
でも食事を取る方からすれば効率化されすぎているとちょっと味気ない気がする。美味しい料理をゆっくり楽しみたいと思っているようなときはなおさらだ
入店するのに並んでいるときにメニューを渡され先に注文する。席に着けば料理がすぐに運ばれてきて、たくさんの人が待っているからと、さっさと食べ終えて会計を済ませる。料理が美味しくても流れ作業のように店に入って10分くらいで終わりというような食事ではお店側にとっては効率的でいいかもしれないが、食事をする側にとってはこの効率化はちょっとネガティブな印象だ
日々効率化にばかり目を向けていると、時には無駄な時間があってもいいんじゃないかと思う。ゆっくり楽しむ食事の時間や食後のひとときは精神的な贅沢だ。物的な贅沢だけでは得られない幸せがある
時間の余裕があることは最高の贅沢じゃないだろうか
その贅沢を楽しむためにがんばる効率化なら前向きになれるよな^^
一日はいいことから始めよう!