🍖だより2年目183日目
朝の空気が気持ちいい
早朝の空気は冷んやりとして、少し秋の気配を感じさせる
贔屓目かもしれないけれど深呼吸すると空気が美味しく感じられる
違いがわかるくらいに感覚が研ぎ澄まされてきたのかな
ジョギングも自然の中を走るので心なしか体も喜んでいるようだ
今日は祖母の13回忌だ
住職が仏壇にお経を唱えにきてくれる
今回は近くに住む叔父・叔母を迎えてのこじんまりとした年忌だ
年忌は亡くなった人を供養するための儀式だとずっと思っていたが、実は後に残された人の心の折り合いをつけるための営みだという話を聞いて、なるほどと思うようになった
人の死は身近な人の二人称の死だという
一人称の死は自分の意識がなくなるので考えても意味がないし、三人称の死は関係がないので、二人称の死だけが残された人に影響を与える
言われてみればその通りかもしれない
身近な人の死には残された人を変える影響力があり、それぞれに自分の気持ちの折り合いをつける必要がある
身近であるほど時間もかかるし、気持ちの整理は難しい
それを助けてくれる、長い年月をかけて形作られてきた年忌の仕組みはよくできた営みだ
今日の年忌は両親がしっかり段取りしている
故人への思いを馳せながら自分の感情と向き合ってみよう
一日はいいことから始めよう!