🍖だより4年目180日目
お墓の前で手を合わせていると蝉の声が大きく感じられて静寂にこころが安まる
故人とのつながりを想う墓地はやっぱり特別な場所だな
お墓参りのスタイルも時代とともに移ろっていく
以前は歩いて高台にある墓地へ登っていったものだが、いつからか車でいくことが当たり前になっている
鳥や動物が荒らしていくという現実的な問題からお供え物が少なくなり、お供えする花は生花から造花に変わり、お盆の精霊送りも簡素化されていく
これも現代が余裕をなくしてきている結果だろうか
人工的な街で遠く離れていると、自然とのつながりや祖先とのつながりは希薄になってしまいがちだ
定期的なお墓参りの習慣は自分の内面を見つめるいい機会でもある
近くにあるから習慣として保っていくことができるんだろうな
時代に合わせて簡素化されても、つながりは保っていきたいものだ
いつも帰省の際は母親とお墓参りすることが多かったけれど、昨日は何年ぶりだろうか、父親とのお墓参りだった
ご先祖様のお墓に参ったあとは、関係する家のお墓を回るのだが、どこを回ってお線香をあげるのか両親で違うんだな
そんなことを思いながら祖先を偲ぶ
一日はいいことから始めよう!