今日はクレジットカード利用料金の支払金額のお知らせが届いた。明細と金額を確認して支払いをしているが、これまで確認するためにレシートを使っていた。カードを利用したときはレシートをもらって、確認した後に捨てるということを習慣的にやっていたが、よくよく考えれば、今はもうレシートをわざわざもらう必要もないのかとふと思い至った。
利用記録
昔はサインをすることが多かったので、トラブルがあった際の証拠として控えをもらっていたのだが、今はサインをすることもほとんどなく、暗証番号を入力するか、少額ならそれすらスキップされるし、電子マネーやQRコード決済であれば全て電子的な手続きだけで終わってしまうので、レシートをもらうのはただの記録だ。記録された内容のプリントアウトというだけならわざわざ紙をもらう必要はない。利用明細は全てカード会社のサイトに記録されていていつでもアプリで参照することができるし、家計簿アプリもつけているので、考えてみればなんとも無駄なことをしていたなと思う。
トラブル対策
記録を残しておきたい理由は不正利用のトラブルが発生した時に証拠として使えるという思いがあるからだ。一昔前は海外に行くことも多く、クレジットカードを利用する時はサインだった。本人確認でサインをしていたのだから、本人が利用した証拠としてレシートは有用で、不正に利用されれば当然サインの筆跡が異なるから、自分が使った物ではないと主張できる記録として、ちゃんと決済されるまでは必要だと思ってレシートと明細を突合していた。不正利用には気をつけていたのでその時のくせでずっとレシートを受けとるようにしていたのだ。当時はまだ明細は郵送で送られてきていたし、いつでも利用状況が確認できるような環境でもなかったこともある。
日本だと銀行の口座からクレジットカードの利用額を引き落としされることがほとんどだと思うが、海外ではチェック(小切手)で支払いをすることが多い。一般の人でも普通に小切手を利用していて、クレジットカードも小切手で支払うのだが、明細を確認して、不正な利用があればその利用分を差し引いた金額を記入して支払うことができる。小切手で支払うと不正利用されたときに気付かずに引き落とされてしまうということがないので、その点は少し安心かもしれない。今はオンラインで支払うことが増えてきているが、考え方は変わっていない。
被害に遭ったら…
幸い、その当時に被害に遭ったことはなかったが、数年前に一度不正利用の被害に遭ったことがある。クレジットカード利用料金の支払金額のお知らせが届いて明細を確認したときに、身に覚えのない買物履歴が2件、合計で100万円を超える金額がチャージされていたことがある。「何だ、これは!」と驚いて、クレジットカード会社へ連絡して相談したところ、その買物が自分の物でないこととパスワードが安易な連番等になっていなかったことを確認されただけでキャンセルしてもらえたので金銭的な被害は免れることができた。
直接的な被害はなかったものの、クレジットカードは即座に停止して再発行手続きが必要になるので、クレジットカード払いで登録していたサービスのカード情報を更新する必要があり、手間がかかるので時間的な被害は受けることになる。クレジットカードは補償についてしっかり確認しておいた方がいいというのは教訓だ。
実際に不正利用された時でも、レシートについては参照することもなかったので、不安は解消されていたことになる^^;
身軽に
これからはレシート不要で買物しよう^^
習慣化するのはいいことだけど、意識しなくなる分無駄なことをやっていることがあるかも知れないといういい例だったかも知れない。ライフスタイルもどんどん変わってきているから、たまには自分の行動を見直して見るのがいいかもしれないですね。
それではまた明日!