やっぱり目的!

家計簿についての情報を目にするようになった。家計簿は長年私もつけていて、何を今更とあまり気に留めていなかったのだが、何気なく動画を見ていたら衝撃を受けた。

これまでの家計簿

家計簿自体は2005年頃からつけ始めたので、もう15年くらいは記録を続けている。つけ方はその時々で何度か変わった。毎月の収支が分かればいいやという時はまとめてInとOutだけを把握していたこともあるし、カテゴリ毎で支出を管理していたこともある。また、詳細にきっちり日々管理したこともある。

記録はずっと残っているので、今みても毎年の収支の経緯は見て取れるし、資産状況を把握する上では十分だったのでそれ以上に特に意識することはなかった。

家計簿もノートだったり、Excelだったり、とその時々でいいと思うものを使ってきたが、今は毎日家計簿のアプリを使っての詳細な記録とExcelを使っての集計を併用している。アプリは支出があるたびにデータを入力していくのだが、記録するのが習慣になってしまっているので、それほど苦にすることなく記録を継続している。確かに考えてみれば毎回手入力しているのは結構手間なのだが^^;

自動連携アプリ

動画で紹介されていたのはMoneyForward MEだ。銀行口座やクレジットカードを登録しておくと自動的に連携して家計簿登録してくれる優れものだ。現金利用のないキャッシュレス派には便利なアプリということだ。

個人的には銀行口座やクレジットカードと連携させるところに抵抗が残るのだが、今の時代ITを活用しない手はない。一昔前ならいざ知らず、技術もセキュリティも格段の進歩を遂げいることもあるし、決済に必要な情報は保持しないということなので試してみることにした。

何のための家計簿?

ただ、衝撃を受けたのはこのアプリのことではない。家計簿の考え方についてだ。家計簿をつける目的は何のため?

この問いには正直明確な答えがすぐには出てこなかった。単に見える化できて、収支が赤字にならないように気をつけられればいいか、程度の考えしかなかった。それでも目的になっているのかも知れないが、もう一歩進んで具体的な目標を立てるべきだという。

紹介されていた事例はまさに自分の感覚に合った目標だったが、具体的に言葉に表してみることはなかったので、そう言われてみるとしっくりくる。

  • お金についての不安をなくすため
  • 賢くお金を使うため

そしてそのために、家計簿をつける。家計簿をつけることでこれらが分かる。

  • 最低限いくらで暮らせるのか?
  • ゆとりのある生活をするためにはいくら必要なのか?
  • 今いくら持っているのか?

確かに、今の状態が分かることで例えば、収入が途絶えたときに、最低限生活ができる金額を把握していれば持っている資産で何年暮らせるということが具体的に分かるのでお金についての不安を減らすことができる。心を豊かにするゆとりある生活をするためにいくら必要かを把握していれば、どのくらいの資産を持てばいいのかも具体的な金額として見えてくる。具体的な金額が分かればそこに到達するためのモチベーションも湧きやすいという理屈だ。

やっぱり目的!

家計簿をつける目的なんて大して意識したことはなかったけれど、目的がはっきりしていなければ正しい手段は選べない。仕事でよく言われることだけれど、家計簿にも当てはまるんだというのは新鮮な驚きだ。

そうと思ってみれば、これまでつけていたのはただの記録だ。ただただ決められているカテゴリに分類するだけでは意味がない。基本的な生活費とゆとりある生活のための費用、固定費と変動費など、自分の目的に合った分類で将来の生活設計に役立てる分析ができて、改善につながることで家計簿をつける意味が見いだせるということだ。

まさにその通りだ、ということで早速改善の一歩を踏み出してみよう!

それではまた明日!

 

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