改めて親孝行って何かしてきたかな、と振り返ってみるとそれほど多くのことをしてきたわけではないなぁと感じてしまう
もちろん、親孝行をする側とされる側で感じ方は異なるところもあると思うが、こういう話も両親としてみるのはいいかもしれない
こんなことに思い至ったのは最近見た動画で気になるトピックがあったからだ
動画の中でビジネス誌「PRESIDENT」 2020.9.4号に掲載された記事(4295人「貯金・家族・仕事」大調査)について、老後の後悔トップ10が紹介されていた。その中のトップ3が下記の3つだ
第1位 もっと貯金しておくべきだった
第2位 親孝行ができなかった
第3位 親ともっと会話をしておけば良かった
動画の中での焦点は第1位のお金の話だったのだが^^; 私が気になったのは第2位と第3位のほうだ
それで改めて振り返ってみた
普段の生活の中で
健康
普段は親孝行という意識を持っていないが、健康で過ごしていることは一つの親孝行になっているのかなぁと思う
これは自分が親になってみて感じることだが、まずは大前提として健康で過ごしてくれていることは何よりありがたい
成長を感じさせてくれる瞬間
これも親になって感じたことだが、普段の生活の中で子どもの成長が感じられるときに小さな幸せを感じることがある。これも日々の小さな親孝行になっていたのかなと思う
例えば、挨拶をしっかりするのを見かけたとき、学校の先生から家の中では見せない振舞いをしていて褒められているのを知ったとき、困っている人を助けてあげる行動をしたとき、いい成績をとったとき、イベントで活躍したとき、などまだ小さいときに積み重ねられる出来事だ
イベントとしての親孝行
結婚と孫の誕生
ライフイベントとして結婚と孫の誕生も一つの親孝行だと思う
生命がつながっていく本能的な親孝行かな
結婚は国際結婚になったので、最初は戸惑いもあったかなと思うのだが、ちゃんと受け入れてくれて感謝している
こちらが感謝する側なので、私の場合は心配をかけたイベントだったかもしれないが…
経験のプレゼント
親孝行と言われてイメージするのはモノやコトのプレゼントが多いかもしれない
両親が実際にどう感じているかはゆっくり時間をとって話してみるのがいいかなと思っているが、自己満足的にプレゼントの形で親孝行したのは海外旅行だ
アメリカ
初めて海外旅行をプレゼントしたのはアメリカだ
初めての海外勤務でアメリカのシリコンバレーの一角で仕事をするようになった時に、数か月して生活が落ち着いた頃に両親をアメリカ旅行に招待した
サンフランシスコとナパ、ヨセミテ国立公園を回ったのがいい思い出だ
シンガポール
シンガポールは結納の時と、孫が生まれた時、赴任していた時と何回か招待しているが、親孝行ということでは赴任しているときに招待した旅行だろうか
孫と一緒に遊んでいい時間だったと思う
ドイツ
ミュンヘンで3年半ほど暮らしていた時期がある
その時にドイツ旅行をプレゼントした
長時間のフライトということもあり、マイルが貯まっていたのでビジネスクラスを用意してあげることができたのはちょっと良かったかなと思っている
古城めぐりやライン下り、ロマンティック街道をドライブしながら巡った旅もいい思い出だ
これからの親孝行
これまで親孝行といって振り返ってみるとこのくらいだろうか
もちろん親孝行する側から見て勝手に思っていることなのだが、これまでの人生の長さを考えたらもう少し頻度があってもよかったのかなとも思う
まだこれからがあるから先人と同じ後悔がないように過ごしていきたいものだ
とりあえず次の機会はCOVID-19が収まって、九州の旅をプレゼント出来る日が早くくるといいな。